ピアノと琴と日常と。

鹿児島県霧島市のピアノ・大正琴教室から、日頃の様子と講師の日常を少しずつ。

ねこと琴とピアノ。

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音楽を聴く猫、

というのを耳にしたことがあります。

シューベルトが好きとか、

バッハだと落ち着くとか。

で、実家のくろさん。

我が家は、音楽を聴くとかの高尚な趣味はないので(笑)、

ウチのくろがさまざまなジャンルの音楽にどんな反応をするかは、

試したことがありません。

が、好きな音は確かにあります。

一番好きなのは、箏です。

おぉ、日本猫らしいじゃないの!

弾いていると、近くに来て座り、

しばらく聴いています。

そして、その場で寝始めます、必ず。

うるさくないのかい?

きっと、

前世の、人間だった頃(やはり日本人、

琴を聴くちょっと高貴な位の人、とか。笑)を思い出しているのかしら?

もともとお行儀のよいくろさんですが、箏は特に、絶対に乗り越えません。

狭い家だから、箏が通路を塞ぐのはよくあることなのですが。スミマセン。

くろさんは、箏の向こうに行きたい時、隙間を探してウロウロ、遠回りしてきちんと箏を避けて行きます。

完全に進路を塞いでいると、「向こうへ行きたいのですが!」と、抗議の声を挙げ、私が退かすのを待っています。本当にスミマセン。

そして、苦手な音もあるようで。

それは、アンプを通していない電子大正琴の音。

うん、確かにあれは弦の音だけになってしまうから、美しくはない。

でも、一人練習の時はそれでいいのよ、アンプを持ち出すのは何かとアレだし。笑

弾いていると、「やめてください」と言われてしまいます。そうですか、スミマセン。

とりあえずやめると、くろは安心したかのように、どこかに行きます。

で、私も安心?して練習再開すると、また迷惑そうにやってきたくろが「やめてください」と。

なんか、本当にスミマセン。

それから、もっと検証したいけど、おそらく関心ないと思われる音がピアノ。

今はピアノをレッスン室に移動させたので、くろの反応が確認できず。

でも、ピアノの練習中は、いつもどおりで、母にごはんをねだったりそこらで寝ていたり遊んだり、変わらず過ごしていたような?

あ、先代飼い猫は、ピアノ練習中によく膝の上に乗ってきていました。ペダル踏めません。笑

我が家のねこにとっては、ピアノの音は、日常生活の雑音の一つに過ぎないということでしょう。

ということは、冒頭のバッハやシューベルトなども日常生活音のひとつと括られる可能性大ですね。

いや、いいんですけれども。にゃんこらしくていいと思うのですけれども。

ちょっとかっこよく、うちのにゃんこは、ショパンなどがお好みのようです、とか言ってみたかったのです。笑

画像は、在りし日の「極寒!ストーブの前を両者一歩も譲らず!長き熱い戦い!」です。笑

鹿児島県霧島市で、趣味のピアノ・大正琴教室を運営しております。

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